2010年08月13日

日本の竹林 (ちくりん) は宝の山

第一話 しんぽじうむ
 8日ハウスクエア大ホールでの、日本の竹ファンクラブ設立10周年記念シンポジウムは、午前が内村悦三、成田利典各2氏の基調講演。午後がNHK横浜放送局アナウンサー中澤 輝コ―ディネーターを迎え、野中重之、杉谷保憲、関根秀樹、平石真司 各4氏の事例発表のあとにパネルディスカッションに入りました。みなさん竹に関する熱い思いを語られて時間がどんどん伸びていく!
100808パネルディスカッション 竹の価値観、放置竹林対策、利活用の少ない現状、整備手法の課題、ボランティアでのお助け隊など山盛りの内容に、参加者もうなずく方があちこちに。自宅や自分の周りの竹でお困りの方の参加も多かったようです。
間にはクラブの紹介や、東京楽竹団の竹演奏大迫力サウンドに酔いしれたりで
 ≪ 日本の竹林は宝の山! 
            ありったけの竹活用で
                    まちと暮らしに活力を ≫

のとおり、基調講演も、コーディネーターとパネリストから伝わる話もサウンドと同じ大迫力。
いつしか進行時間も予定通り、やがて場所を4階に移しての交流会になったのであった。

第二話 ちょっとながい うらかたのはなし
 朝早くからトラックをレンタルして鉢植え竹、光悦時垣、竹縁台、竹灯籠の搬入、開演1時間前からその飾り付け、パネル展示、プロジェクター等機器の調整そして講演諸氏の執筆図書受託展示販売の準備が直前まで。
舞台 前垂れ紙掛け用のスタンドが無い!
ひょっと見ると会場外に使われてない案内スタンドが1基さみしそうに、使ってくれと立っている、4本あるはずのマイクがどこにもなく、管理センターに連絡するとアッ今お持ちします。受付はとっくに始まり、お客さんは見る見るうち整っていく変化に感動も! 10時の2分前に完了。
100808パネル前日に舞台上の大看板吊り下げとプログラムを、取り付けておいてよかったア〜でした。でもまだまだ、途中からは次の交流会の段取り、何パーティーかが料理、飲み物などの買い出しなどに走り、4階のセミナールームを準備。ここでは毎年5月の総会で過去2回行ってるが今回は数量の多さが違う。
・・・・・・・・・
10年目の「日本の竹ファンクラブ・総力手作り シンポジウム」は、講師、ご支援いただいた多くの方、会員みんなのおかげで大成功です。 これにて一件落着 夏休みとなりました。 (NGS)

takefan at 09:11|PermalinkTrackBack(0)

2010年08月06日

ヒメハチク

3か所のららぽーと七夕で飾った鉢植え竹、極細のヒメハチク、マダケ、終了後に1か所に集めて短冊を外すのに一晩中掛ったそうな! 
100806ヒメハチクこどもたちの願いは神社へ奉納祈願されました。竹は事務所そばの烏山公園竹林と横浜国際プールの2か所に仮置きされて、8日の日本の竹ファンクラブシンポジウム会場を彩る予定。ヒメハチクは来年以降新竹が出ても稈径、高さ共ごく小さくて管理も超ラクそう。宇都宮から安住の地、プール林浴の庭への着地まで1ヶ月以上の道のり! 西へ東へと何回も、まだまだ遠そうだ! (NGS)

takefan at 18:09|PermalinkTrackBack(0)

2010年07月26日

親子で竹とんぼ飛ばし

夏休み直前のイベント、”親子で竹とんぼを作り&飛ばし”をしました。昨年は親子7組16名迄一挙に減った参加者が5年目の今年は、倍増になりまずは安心!
子供には羽根をロウソクの熱でひねるスーパー、親御さんはモウソウチクを削り出して作るとんぼ。100718横浜国際プール竹とんぼ子供は色付けに夢中になり、パパママも一点集中で落ち着いたナイフさばきが続きました。昼前には完成し昼食の後は外に出て自慢の作品を飛ばし、家族対抗の1・2・3位とラッキーセブン賞に賞状とプールの利用券が授与されました。 (NGS)

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2010年07月12日

マダケ

モウソウチク、ハチク、マダケ、三大有用竹のしんがりはマダケ。
林浴の庭では6月初めころからの出筍が始まり、まだまだ8月の旧盆まで続きます。夏休みもすぐというこの時期は不要な細竹がびっしりと、竹垣際までいっぱいです。
100710マダケの密度管理梅雨の合間のかんかん照りの中を竹取協力隊は、ノコギリ片手に柔らかい細い稈を次から次にバッサバッサの密度管理作業。 散策路の両側2mはすべて切り取り景観保全緩衝帯! 中も見通しが効くようになって極細マダケ林! が美竹林に変身。それでも一週間経たないうちに元の状態になるが、狭い細い竹林は簡単によみがえらす事が可能です。
既に数回の整備、9月25日の「竹灯籠まつり」迄に何回か続きます。 (NGS)

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2010年06月09日

日本の竹ファンクラブ『環境大臣表彰』される

6月7日 グランドアーク半蔵門で、平成22年度環境保全功労者等の環境大臣表彰式がありました。6月は環境月間、全国で様々な行事が行われている。100607環境大臣表彰式
そのひとつ今回は、多年にわたり地域の環境保全につとめた功績に対しての表彰でした。全国の110件が読み上げられ、日本の竹ファンクラブ平石真司代表も紹介されました。 オメデトウ。 (NGS)

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2010年06月06日

竹林へのお礼

たくさん出してくれてありがとう。今回はモウソウチクに感謝です。たくさんの地域の方にも徐々に竹林整備の意義目的が理解される中、竹が伸びきったこの時期は枝が伸びつつ、笹葉は開かない状態。周りには育ちきらない細竹、止まり筍とその予備軍がまだまだ目立ちます。100605マダケの落葉近し「竹取協力隊員」の心やさしいお礼肥は米ぬかを埋め、化成肥料を撒いたのでやがて葉を開かせる力に変わるだろう。その後は細竹処理と竹に巻きつくクズのツタを中心に草刈りが出来ました。冬型天気が続いた影響で中井町のマダケの筍狩りも、初回は出筍の生育状態が思わしくなく中止となったが、ここ横浜国際プール竹林のモウソウチクの落葉も例年の5月GWから大幅に遅れたが、小ぶりのマダケ林は一部で笹が茶色になりいつも通りの落葉が始まる気配。 (NGS)

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2010年06月01日

設立10周年 一年間のまとめ

100523平成22年度総会中味濃い一年間でした。新たなフィールド、静岡県伊豆の国市での竹林整備と竹灯籠まつりが始まり、ビッグプロジェクト横浜開国博Y150での出展・竹灯籠への参画と日程はびっしり。竹取協力隊へのボランティア参加者もますます増え、竹細工・セミナー・竹間伐体験・小学校での総合学習等の講座も多数でした。中でも竹灯籠用のロウソクの販売は大幅アップと大きな数字がたくさん並んだ。
5月23日開催された「日本の竹ファンクラブ平成22年度総会」ではこれらの活動報告と今年度の計画が承認された。懇親会はスタッフが汗をかきかき買いに走った料理と酒、会場は熱気で盛り上がり、あっという間に時間が過ぎました。 (NEG)

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2010年05月13日

しなやか〜で強い 竹

100513中央モウソウチク 先日NHK BS−hiでアインシュタインの眼『 竹〜 内に秘めたミラクルパワー 』が放送されました。映像の中に横浜国際プール竹林も映し出され、新発見もあり。1日20リットルも吸い上げてたけのこの穂先から滴り落ちる水。同じ重量で作ればガラス繊維を入れた強化プラスチックより、竹繊維を入れた方が強度は1.5倍もあり、レーシングカーにも使われている等々。
超高感度スーパーカメラなどを駆使した映像は迫力大。
再放送はBS-2で5月14日(金)20時、ビール片手に見てはいかが! (NGS)

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2010年05月08日

竹の落葉と竹水の仕込み

今日も半日たのしく竹林で遊ばさせてもらいました。4月中の不安定な天気が終わり笹の葉の落葉にも影響あり。例年ゴールデンウイーク中に花吹雪のごとく落ち、丸く巻いた新葉がでるが、今日の管理作業「穂先筍の収穫と竹水作り」時に見てもかなり遅れているようだ。横浜国際―プールのメインプール床転換工事は工程表通り約3週間で終わって、冬型から夏型営業準備完了なのに今年は変だ!
100508モウソウチク一年生毎年ベンチに座って、笹の葉が舞う姿を見てるが、この調子だと分からないうちに終わるか!
ところでマダケエリアに侵食したモウソウチク、昨年からの皆伐計画管理が進むが地下茎は元気一杯!ニョキニョキ出たたけのこは「たけのこ堀り大会」、昨日の定例外活動整備そして今日「穂先筍の収穫と竹水作り」と進めて、何とかより太く美しいマダケ林にすべく5年間の長期計画で鋭意努力中。梅雨入り時の6月の密度管理作業にて更におし進めます。 (NEG)

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2010年05月01日

静岡県の竹林

新横浜駅からの大型バスは、快調に沼津インター経由で伊豆中央道へ。きょうは降らないだろう!でも危ない伊豆半島はやっぱりエッ!アメー、雨合羽の代用で用意したヤッケの上下とゴム長靴が役立った!ボランティア活動も楽でない!
伊豆の国市韮山金谷地区のモウソウチク、マダケそして江川邸側の荒廃したモウソウチクの新規整備開拓と三班に分かれた作業が始まりました。いたるところイノシシが食い荒した筍の穴に雨水が入り、ぬかるみ状態で作業もしにくい。急峻なのと小雑木にツタが絡んで間伐がなかなか進まない。
100424伊豆の国筍収穫それでも昼食前には背後の竹林が見えるようになって、午後はみんなの動きが軽やかになりました。昼食後一班がタケノコ堀りをして、全員の持ち帰り分を用意。
終了後に韮山いちご狩り「紅ほっぺ」をたっぷり食べ、最後に1日の汗を温泉に入って流して、日本の竹ファンクラブ 三ツ星ワンディーボランティア活動フルセットメニューを無事完了。 (NGS)

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