2008年05月17日

「中井 たけのこ祭り」に向けて定例活動

6月8日(日)、6月15日(日)は足柄上群中井町のマダケフィールドで主催日本の竹ファンクラブ、共催中井町・神奈川県足柄上地域県政総合センターにより中井たけのこ祭りが開催されます。
このイベントに先立ち、準備として17日18日は竹垣作り、間伐、焼却、散策路整備と竹林の整備が急ピッチで進んでいます。

3月16日以来の定例活動に精鋭ボランティアが中井町役場に集合


080517中井町未整備エリア
前回より整備を始めた奥のなだらかな部分

間伐前の様子です。
厚さの薄いマダケは間伐が施されていないのと、風の影響でねじりに弱いのでしょうか、ひどい状況になってます。



開拓団が汗をかき、見通しが効いて歩けるようになりました



一方、崖地上の安全手すり柵の役目をする竹垣作りも順調に伸びています。
単管を打ち込み親柱の大筒竹を被せて胴縁を取り付け、立子が順調に取付られています。
散策路を挟んだ前は、間伐材の焼却が進んでいます。
ここはメインステージの予定で青竹の垣根がいろどりを添えます。

四つ目垣作りと間伐材の焼却


「中井たけのこ祭り」のご案内
足柄地域の再生なった竹林でのイベントへのご参加をお待ちしています。

イベント詳細 こちらから


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2008年05月10日

竹取協力隊

 3月末か4月初旬の気温に小雨空。
ここ港北ニュータウン北部、横浜国際プールロビーに日本の竹ファンクラブ竹取協力隊が集合しました。

女性4名、男性6名がプールではなく外の保存緑地「林浴の庭」で全員雨合羽で作業開始です。

 たけのこは細いのは長さが2〜3m、太いものは長さ5〜10mぐらいに生長しています。
全員で東エリアから西エリアに移動し、細いものと成長しきらない、とまり筍を中心に処理しました。
  
 これからの時期 弁当忘れても雨合羽は持参  080510横国P雨の定例作業




竹林密度管理上不要となる太くなったものも一部処理、しかし10月の竹灯籠まつり用を考えて加工材としての確保としておおむね残しています。


 竹水作り仕込みは最後に西エリアで3m程度のたけのこの上部1mを切りおとし、数本仕込んで、残りの2mにどのくらい溜まるか楽しみです。
  
  収穫した穂先筍  080510横国P 穂先筍の収穫
3週間後に取水ですが各節にたっぷりと溜まっていることでしょう。
横浜国際プール公認!元気印の「竹水・チクスイ」を飲んで暑い夏を乗り切るぞ!

作業を終わって再びプールロビーのソファーで一同、隊員差し入れのドーナッツとチョコ菓子をいただいてお開きとなりました。


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2008年05月06日

小机城址市民の森 と 横浜国際プール林浴の庭

 ゴールデンウィーク最終の6日は、よく晴れたさわやかな1日となりました。
午前中の横浜国際プール林浴の庭には、さわやかな風が吹いて散策する方がいつもにも増して見られました。
今日は筍が竹になる直前の状況を調査してきました。


  北山田駅からの名物階段117段       元気一杯 モウソウチク080506横国プール裏大階段 080506伸びるモウソウチク

 






 
 マダケエリアには侵食したモウソウチクが昨年にも増して数多く出てしまってますが、ここでは今週末に竹取協力隊が不要筍として処理を予定しています。
マダケも数を増やしつつありますが、まだまだ細い状況です。このエリアではあと2〜3年はモウソウチクの処理を続けます。080506横国Pマダケ林に出たモウソウチク



マダケエリアに出たモウソウチク

 









 モウソウチクエリア2か所は、おもて年の今年は元気よく太いのが順調に伸びています。
サイズの大きいのは周長45.2cm(直径14.4cm)、高さ約10mにまでなっています。

080506保護札とモウソウチク




一番ほしい散策路際の片方は成長度合が遅く心配していましたが、案の定掘り跡がありました。しかし一方は見事に散策路側に何本か育っていてうれしい限りです。







  良い所に育っているモウソウチク080506横国モウソウ散策路左

今週末の作業はモウソウチクエリアで、とまり筍の処理、穂先筍の収穫そしてマダケ部と同様に、管理上不要部に出た枝が出る直前の、伸びたたけのこを切断処理します。


 
 


  午後から小机城址市民の森の竹取協力隊に参加してきました。
竹の学校竹林管理コース受講生の午後の実習と合わせて、狭隘な根古谷が50人以上のラッシュ状態。

受講生は遠くは、つくば、成田、君津からいらっしゃっています。
そして平石講師から「穂先筍の収穫と竹水作り」の説明を受け、作業用の道具を身につけて、東エリアへの筍畑へ向かいました。 

 さて、協力隊作業の18人は西エリアで、とまり筍処理、穂先筍収穫です。 会員になりたての初めての参加という方が2組3名いらっしゃいました。足立区からの方と横浜市内の方です。ここのフィールドは広いだけに、成長しきらないとまり筍とみられるものが多く、スコップでたくさんの処理をしました。 
   
     穂先筍の切取り                 切取った穂先筍080506穂先筍収穫 080506小机切取った穂先筍
















 穂先筍は3mに伸びた頃が収穫に適していますが、昨年はちょうど良い時期だったのが、今年は4m〜6mと伸びていて、成長したたけのこは多くあるも、3m程度の適したものは少ない状況でした。
上部1mを切り落とし、より柔らかく美味とされるたけのこを取りました。
残った部分の2mの各節には約3週間ののち竹水がたっぷりとたまることでしょう。
次回の竹取協力隊の作業は密度管理作業とこの竹水の取水になります。

 緑が一段と濃くなった小机城址市民の森、美しく整備された竹林は全山にわたり散策路が整備され、途中には休憩所、草地もあります。
さわやかな今日午後はいらっしゃる方が多く、みなさんのんびりとまわっていました。
ひと時ではありますが、そよ風に当たった竹の笹葉の音を満喫され、心が洗われたたことと思います。
竹林管理コース受講生の皆さんはいかがでしたか。 

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2008年05月04日

日本の竹ファンクラブ 総会

大型連休ゴールデンウィーク、今年は前半からつづく文字通りの大型と後半からの人とさまざま
080504林浴の庭 竹林の生育
5月4日順調な生育 横浜国際プールのモウソウチク







風薫る中、ここ都筑区の竹林「林浴の庭」の竹の笹葉の落葉は近いようです




4日は200余名の会員のうち40数名が集い、日本の竹ファンクラブ総会が開かれました
080504総会受付
総会受付




横浜国際プール1−a・1−b会議室をお借りして、益々発展をたどるクラブの現状報告と展望・目標が発表されました

080504総会の開会
総会の開会

開会に先立ち司会者下條から出席者数・委任状提出者数は、会則により本総会が成立したの報告がありました

黒澤中井町支部長の挨拶があり、平石代表の議長選任挨拶ののち報告がありました
080504議長挨拶
平石議長挨拶







平成19年度事業報告並びに収支計算報告、目標数値・実績数値、新規事業、活動報告について

その後2008年度基本方針説明が ”経営理念 ”、”5重点目標とその施策”の説明がありました

活発な質疑応答があり、議案審議が過半数の賛成により総会は終了

そのご特別講演に移り、全日本竹産業連合会会員の小出九六生 先生のご登場
080504特別講演小出九六生先生
長野市からおいでの小出九六生 先生



19歳で竹工となり翌年にお父様急逝により、若干20歳で小出竹細工店を継ぎ、のちに小出竹材店主となり、長野県下で数多くの竹柵、庭門の作品を手がけた先生のお話がありました

この竹をいかに世に出すか生かしてやるか、そして竹から貰える力を最大限引き出すか、先生のお話は説得力のある、かつ竹を見つめる優しいまなざしに心を打たれました

予定時間を過ぎてしまいましたが、最後はレストラン「ウオーターアリーナ」を借り切っての懇親パーティで盛り上がりました
080504小出先生と平石代表」
小出先生と平石代表







しばらくぶりでお会いできた方も居て、和やかなうちに今後のクラブの繁栄を祈りつつの閉会
女性会員も男性会員もあふれる出る優しさ、力強さ、たくましさ、のみっぷりの良さ

この力が一つになって進む所、明るい陽射しが輝きます、林床に差す光となります
みなさん楽しみましょう、そして横浜国際プールの皆さん本日はお世話になりました(^∀^)
080504小出先生と仲間

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2008年04月22日

NHKニュース おはよう日本 生中継

NHKニュース おはよう日本 の中で日本の竹ファンクラブの活動が全国に中継されました。
CIMG0709



内容は竹林の整備保全をしている作業の生中継でした。




横浜市北部の小高い丘の保存された緑、その中の竹林を守る作業の姿が映し出されたのです。

散策路が整備された竹林は、訪れる近隣の方のやすらぎ散歩コースとして、たくさんの方に親しまれています。


CIMG0710080422横国おはよう日本












出てきたばかりの中から親竹になるたけのこを選定して守る、そして適正な密度を保つ管理がそんな環境をつくり出しています。

竹に魅せられたボランティアの力の結集により、竹林が荒廃しないよう続けている保全活動の一端が、日本全国の方々の目に止まったことでしょう。

ところで、竹林で保全作業をしていた4人ですが、どのように映し出されたかは、いまだ見ていません。


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2008年04月21日

フィールドの春イベント

4月19日(土曜日)20日(日曜日)それぞれ横浜国際プール林浴の庭小机城址市民の森で春のイベントを開きました。

080419横浜国際プール1
前日までの雨が収まった横浜国際プールでは「たけのこ掘り大会」、近くにお住まいの方を中心にたけのこ掘りを楽しんでいただきました。

パパはご自宅から大きなスコップ、子供さんは園芸用のシャベルを持参したりで、たけのこ掘りに挑戦。


たくさん申込みがありましたが、今年は表年とはいえ竹林の面積から全員参加にはできず、限られた参加者数となりました。
モウソウチク竹林を東西2班に分かれた、たけのこ掘り大会でした。080420たけのこ掘り











080419横浜国際プール2










この日は、いろいろな取材もありました。
日本農業新聞、ケーブルネットつづきの森 とあわただしい午前中となりました。


080420たけのこ取り集合挨拶
翌日の小机城址市民の森では広い竹林と二の丸広場で「たけのこ祭り」を開きました。
たけのこ掘り、そのあとはイベントと、盛り沢山の楽しみが用意されています。





たけのこ掘りは9班が各竹林にに分かれて開始。
080420たけのこ掘り参加者1080420たけのこ掘り参加者2











初めてという若いパパ・ママ・お子さんは悪戦苦闘中、お隣では要領よくあっと言う間に1本を確保し、2本目はじっくり選んで歩きまわっている人といろいろ。

080420たけのこ取り筍畑の様子










080420二の丸広場
時間はたっぷりあり、たけのこを取った方は満足顔でイベント会場の二の丸広場に戻ってきました。







その後は飲食物、創作手作り竹製品、ミニ竹工芸教室で午後のひと時をたっぷりとお楽しみになった様です。

たけのこステーキ                      焼きとり&かっぽ酒080420たけのこステーキ08420焼きとり と かっぽ酒














080420竹釜飯

竹釜めし








080420ミニ竹工芸教室

ミニ竹工芸教室



日本の竹ファンクラブでは各フィールドの竹林で、1日だけのたけのこ掘りを年間の竹林保全整備スケジュールの一つに組込んでいます。

みなさん、2か所のモウソウチクの竹林、あとは健やかな生長を願って見守ってあげてください。
つぎは6月に中井町のマダケ竹林で「中井たけのこ祭り」そして愛川町のマダケ竹林でも 「たけのこ狩りと野外料理」を開催しますのでおいでください。




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2008年04月19日

小机城址市民の森でイベント

木々の緑が日増しに濃くなり、ひと雨ごとにたけのこが元気に顔を出しています。
20日に小机でたけのこ祭りを開催です。
今日19日が横浜国際プール林浴の庭でのイベントと、忙しい日がつづきます。

0804小机城址の全容
小机城址市民の森の全容









0804後ろは日産スタジアム
うしろに日産スタジアム


日本の竹ファンクラブでは、竹林の再生や日本の竹文化の継承を図り、各フィールドで整備をつづけています。

ボランティアの大粒の汗が美しい景観を保つ力と環境保全につながっています。

0804小机の竹林
手を抜いたら竹やぶになってしまいます。
年間の整備管理計画に沿って竹取協力隊のボランティアが不要な竹の間伐をし施肥をして、竹林密度の管理をしています。












0804親竹の保護札
今の時期はたけのこが出ますが管理計画の一環でたけのこ掘りをします。
イベントにあたって事前に申し込みされた方が掘りますが、親竹として育てるたけのこは保護札を立ててあり、これはとることができません。








20日お昼からはどなたでも自由に参加できるイベントがたくさんあります。


日ごろ、のこぎりを持っているボランティアスタッフがその腕を惜しみなくふるいます。
それは目一杯けむりを出して焼く豪快なサンマ炭火焼き、竹筒のかっぽ酒、甘酒、ゆず茶、たけのこの味噌汁、たけのこの大名焼き、焼き鳥、竹釜ごはん・・・etc。
0804二の丸広場
イベントの開かれる二の丸広場



ついでにまだあります。飲食物だけでなく取れたてのたけのこ、その他の販売品、竹工芸コーナーとお安いイベントがもりだくさん。

みなさん、おなかをすかせて、遊びに来て下さい。
ご近所にご迷惑がかかるので、お車ではだめですよ。公共交通機関のご利用をお願いします。

日本の竹ファンクラブの面々とかぐや姫!!がよろこんでイラシャーィ。

おなかが満たされたら、竹林散策路から本丸へと竹のさわやかさを満喫してください。

takefan at 12:27|PermalinkTrackBack(0)

モウソウチク竹林の密度管理

0804密度管理2年生竹に近接タケノコ
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昨年は裏年、今年は表年のハズ。タケノコの穂先が出てますが、隣には節にたっぷりのオシロイが付いた元気な若い竹。
こんなそばに出ても管理上は困ったものです。
もっと空いた所があるのに、そんな場所にはまだまだこれからでてきます。

ここ小机城址市民の森では4月20日前後に、親竹を選定して保護札を立てます。
竹林の密度管理1年の始まりとなります。


0804親竹の密度管理3
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欲しかった所に出てくれました。
毎年7月にお礼肥、12月に施肥と育成整備をしたかいが出てきました。


0804親竹の密度管理2
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継続した竹林整備の結果、竹も見栄えのする太さです。
しかし出て欲しくない所にも大きいのが出ます。これにはこまります。


0804親竹の密度管理3
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手摺柵のすぐ下で低木もあり、掘り上げるにも、切り取るのもスコップを動かす余地がなく大変です。


0804親竹の密度管理4
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苦労しつつ切り取ったモウソウチクのタケノコ。
親竹の密度管理はこうして、ここでは景観を重視した整備をしています。

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2008年04月14日

竹灯籠用ロウソクの燃焼試験

 竹林内で竹灯籠を設置するには、水を注入してロウソクを浮かべます。
万が一倒れても中の水が消火の役を果たし竹林内の落ち葉等に火が付くことがありません。

一方ロウソクは祭りの間、着火から4時間から5時間は安定した炎であることが求められます。

日本の竹ファンクラブでは年間1〜2回このロウソクの燃焼試験を行っています。
4月13日 横浜国際プール林浴の庭の竹林でこの試験を行いました。

竹灯籠50個を製作して設置し、燃焼試験に夕方5時〜8時までかけました。


水注入後にロウソクを入れ夕方5時着火080413水注入後ロウソク入れ
080413










安定した炎の状態080413ロウソク燃焼試験中











炎の大きさも申し分なし 少ないとはいえ幻想的な幽玄の世界080413
080413斜面の竹灯籠










燃焼試験調査中 ぐっと冷えてきましたがそこそこの お酒でしのぎました080413燃焼試験調査中
080413燃焼試験調査中2










溶けたロウが垂れることなく上々です080413手の平のロウソク











一時微風も出ましたがロウは水面に垂れ下がるのもごくわずかで良い色合いでした080413斜面の竹灯籠080413最後まで安定のロウソク

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2008年04月05日

こどもの国 初の夜間イベント第2日目 竹灯籠

こどもの国始まって以来の夜間開園となる2日目は、昨日4月4日サクラふぶきのなか静かな幕開けです。

5,000本の竹灯籠へのロウソク入れが順調に終わって、4時半にいよいよ着火ですが、朝からの風が収まらず苦労しました。

しかしその風もお客様がサイクリングコースに入る頃には止んで、消えてしまったロウソクに再着火したり、新たなロウソクを入れたりの苦労がありました。

2日目昼間は1日目と違って、落ち着いた感のある多目的広場が夕方近くになるや一変し、驚きの混雑状態でした。

サクラのライトアップと、整備された竹林3ヶ所での竹灯籠祭りは、幽玄の世界に包まれた中でみなさん大満足です。


080404こどもの国開園前の駅と駐車場」
開園前の駐車場と「こどもの国駅」

開園前の駐車場は静かでした

臨時に発電機付き照明灯が配置されました

正門入口につづくソメイヨシノ




080404こどもの国 水に浮くロウソクロウソクが入った竹灯籠














0804044時半に着火された竹灯籠


竹灯籠の内側の白さがほのかな赤みを帯びます









080404こどもの国周囲が薄暗くなる中、「KNOB」のディジュリドゥ演奏リハーサル













080404こどもの国 Bエリアの竹灯籠とお客さん
多目的広場からサイクリングコースに入ったお客が竹林エリアに到着しました











080404竹林の竹灯籠に囲まれてディジュリドゥ演奏のはじまり













080404幽玄の世界へとつづきます幽玄の世界が目の前に















080404こどもの国 たくさんのお客様サイクリングロードからあふれんばかりのたくさんのお客様

次から次に驚きの声が出ていました










080404こどもの国 かっぽ酒
日本の竹ファンクラブ
名物「かっぽ酒」


マダケの甘みあるエキスが出てブレンドされたマイルドな熱燗です

日本の竹ファンクラブの出店メニューの飲食物は完売御礼






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