市民が灯す竹灯籠洗足学園音楽大学の 「お月見」

2009年09月26日

竹林に3,000本の灯 『竹灯籠まつり』

P9260079点灯式P9230060幽玄1







日本の竹ファンクラブ秋の竹灯籠まつり第一弾が、横浜国際プール「林浴の庭」竹林で開催されました。
9月12日から25日までの間、延べ9日間約120名の参加で竹の間伐、竹灯籠材以外のチッパーかけ、竹灯籠製作、設置と続きましたが着手初日に雨に降られ、それでも倉庫に貯め置きした竹で竹灯籠を製作してしのぎました。
準備が順調のうちに進んで、まつり当日の9月26日の水入れ・ロウソク入れ・着火となりました。当日は朝から続々とクラブ本部テントの張られた瞑想の庭芝生に資材が運び込まれ、飲食出展コーナーの設置、見学路の一部に竹灯籠を設置と進みました。
今年は横浜国際プールスタッフの参加も多く、午前中順調に竹灯籠への水入れが済み一部ロウソクが入るという早さでした。
午後はロウソク入れがこれまた過去3回にない驚きの早さ、一方飲食コーナーの準備も名物かっぽ酒・生ビール・笹団子・甘酒・焼きそば等も早々と完了。
点灯式は50名ほどが見守る中、横浜国際プールの渡辺館長と日本の竹ファンクラブ平石代表がロウソクを持ち着火、その後に3,000本の竹灯籠への着火へと一斉に向かいました。
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P9230073幽玄2P9260101演奏







夕方5時半に並んでいたお客様の入場が始まりました。
第4回目となった竹灯籠まつり会場はまさに幽玄の世界、会場全体は静けさの中、秋の虫の声が聞こえる素晴らしさで、水に浮かび灯されたロウソクが竹の内側をほのかに照らし、あちらこちらからため息さえ聞こえてきました。日々の喧騒を忘れて心安らぐ時間を皆さんゆったりと回って味わっているようです。
お客様は竹灯籠を見た後は飲食コーナーを楽しみ、洗足学園音楽大学生の演奏するフルートとオーボエの静かな演奏に耳を傾けていました。
今日は日本の竹ファンクラブ6番目の新しい竹林フィールド、伊豆の国市からのお客さんもお迎えし、今後予定されている竹灯籠まつりに向けて視察をしていただきました。
横浜国際プールの次は秋の第2弾5,000本の竹灯籠、10月31日開催の小机城址市民の森「竹灯籠まつり」準備が、竹取協力隊と一般ボランティアの参加で始まります。

横浜国際プールの準備作業写真です(間伐〜竹灯籠製作〜設置〜水注入〜ロウソク入れ〜着火)
竹の間伐と竹灯籠材以外のチップ化
P9190023チェンソーP9190025チッパー処理」







大型丸ノコを使った竹灯籠製作と設置
P9190020竹灯籠製作P9210020設置1







P9220031設置2P9220037マダケ設置後







竹灯籠へ水入れとロウソク入れ
P9260077水入れP9260074ロウソク入れ







水に浮かんだロウソクへの着火
P9260085着火1P9260086着火2











takefan at 23:59│TrackBack(0)

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