2008年10月
2008年10月26日
小机城址市民の森 第5回 「竹灯籠まつり」
日本の竹ファンクラブが主催する年間の最大イベント、小机城址市民の森「竹灯籠まつり」が10月25日(土)に開かれました。
5回目となった今年は5,000本の竹灯籠、静かに浮かんだロウソクが灯されて、全山の竹林が幽玄・優美な世界に包まれました。
お客様は受付入場すると直ぐに生垣の間から見える小さな灯りと階段を彩るロウソクにワッ・きれいの声。
なだらかな階段を上がると左に奥深くまでの竹灯籠、正面に目を向けて少し目を上げるとロウソクの炎が竹灯籠内側に反射し、あたたかいおだやかな色が目に飛び込んできました。
次がタイヘン、早速胸突き八丁で超急な登りとなり、息も乱れます。
案内誘導係員が足元にお気をつけください!ごゆっくりどうぞ。
薄暗くなってきた夕方5時開場と同時にたくさんの方においでいただき、スタッフ・ボランティア一同、案内誘導する声と喫茶飲食コーナー係の声にも自然と力が入っていました。
尾根伝いのように暗い静かな空掘の上を歩き、右手にこじんまりした平地竹林があります。少し目先を下に向けたここの竹灯籠も、人気スポットのひとつです。
階段を上がった空が開けた場所、二の丸広場入口は、港北区の楠の木学園・城郷中学校・日吉台中学校生徒が朝から頑張った力作、大きな竹オブジェアートがひと際引き立っていました。
メイン会場に入る前にまずは休憩、喫茶飲食コーナーで甘いもの、辛いものなど腹ごしらえですね。
人気は上々、日本の竹ファンクラブの面々が腕をふるっています。
そしていよいよメイン会場への長い階段をおります。お客様の混雑渋滞度を考慮し、昨年から2か所に増やした北コースと南コースの順路、毎回ご協力をいただいている地元ボーイスカウト横浜20団のベテランメンバーが、連携した誘導で振り分けていきました。
会場は竹チップがたっぷりと敷かれた、ふわふわの中をお客様が進みます。
どこからともなく尺八の演奏が聞こえてきます。演奏者はボランティアの2人、竹林の中での演奏です。この生演奏は幽玄の深い味わいを保つことと、暗い中でお客様の渋滞発生を抑えて、順路安全確保のために、目立たぬように頑張っていただいています。この点はご来場の方々のご理解をお願いする次第です。
右を見ても左を見ても、そして正面も360度の竹灯籠にみなさん圧倒された驚きの声があちこちから聞こえましたよ。
途中ポツリと雨が降ってきて、一瞬ドキッとしましたが心配には及びませんでした。
たっぷりと幽玄の世界を味わい、本部のある本丸広場への階段を上がり、これで終わりとなります。
昨年より順路全体が少し明るくなっていますが、今年の本丸は照明が一段と明るくなって、みなさんほっとする一面もあるようでした。
25日朝から夕方までの準備
25日は朝9時から資機材の運搬、本丸本部設営、竹灯籠に水の注入、ロウソク入れ、午後4時にロウソク着火開始、17時入場開始と進み、同時に二の丸喫茶飲食コーナーの準備も順調な進行でした。
昼間が57名の参加、入場開始からは52名のボランティアが道路と場内の警備案内・誘導・飲食店に参加し、無事に終えることができました。
最終入場のお客様7時30分、8時30分からロウソクを消し始め、その他の仮片付け等終わったのが9時30分でした。
一晩あけて26日は全山一斉の片付け、10時には28名もの方がお疲れでしょうに、重い腰!!をあげて集まってくれました。うれしいですね、おかげで昨年より一歩進化したきれいさです。
午前中では終わらずに午後3時までかかりましたが、2008年第5回目の竹灯籠まつりを無事に終えることができました。
5回目となった今年は5,000本の竹灯籠、静かに浮かんだロウソクが灯されて、全山の竹林が幽玄・優美な世界に包まれました。
お客様は受付入場すると直ぐに生垣の間から見える小さな灯りと階段を彩るロウソクにワッ・きれいの声。
なだらかな階段を上がると左に奥深くまでの竹灯籠、正面に目を向けて少し目を上げるとロウソクの炎が竹灯籠内側に反射し、あたたかいおだやかな色が目に飛び込んできました。
次がタイヘン、早速胸突き八丁で超急な登りとなり、息も乱れます。
案内誘導係員が足元にお気をつけください!ごゆっくりどうぞ。
薄暗くなってきた夕方5時開場と同時にたくさんの方においでいただき、スタッフ・ボランティア一同、案内誘導する声と喫茶飲食コーナー係の声にも自然と力が入っていました。
尾根伝いのように暗い静かな空掘の上を歩き、右手にこじんまりした平地竹林があります。少し目先を下に向けたここの竹灯籠も、人気スポットのひとつです。
階段を上がった空が開けた場所、二の丸広場入口は、港北区の楠の木学園・城郷中学校・日吉台中学校生徒が朝から頑張った力作、大きな竹オブジェアートがひと際引き立っていました。
メイン会場に入る前にまずは休憩、喫茶飲食コーナーで甘いもの、辛いものなど腹ごしらえですね。
人気は上々、日本の竹ファンクラブの面々が腕をふるっています。
そしていよいよメイン会場への長い階段をおります。お客様の混雑渋滞度を考慮し、昨年から2か所に増やした北コースと南コースの順路、毎回ご協力をいただいている地元ボーイスカウト横浜20団のベテランメンバーが、連携した誘導で振り分けていきました。
会場は竹チップがたっぷりと敷かれた、ふわふわの中をお客様が進みます。
どこからともなく尺八の演奏が聞こえてきます。演奏者はボランティアの2人、竹林の中での演奏です。この生演奏は幽玄の深い味わいを保つことと、暗い中でお客様の渋滞発生を抑えて、順路安全確保のために、目立たぬように頑張っていただいています。この点はご来場の方々のご理解をお願いする次第です。
右を見ても左を見ても、そして正面も360度の竹灯籠にみなさん圧倒された驚きの声があちこちから聞こえましたよ。
途中ポツリと雨が降ってきて、一瞬ドキッとしましたが心配には及びませんでした。
たっぷりと幽玄の世界を味わい、本部のある本丸広場への階段を上がり、これで終わりとなります。
昨年より順路全体が少し明るくなっていますが、今年の本丸は照明が一段と明るくなって、みなさんほっとする一面もあるようでした。
25日朝から夕方までの準備
25日は朝9時から資機材の運搬、本丸本部設営、竹灯籠に水の注入、ロウソク入れ、午後4時にロウソク着火開始、17時入場開始と進み、同時に二の丸喫茶飲食コーナーの準備も順調な進行でした。
昼間が57名の参加、入場開始からは52名のボランティアが道路と場内の警備案内・誘導・飲食店に参加し、無事に終えることができました。
最終入場のお客様7時30分、8時30分からロウソクを消し始め、その他の仮片付け等終わったのが9時30分でした。
一晩あけて26日は全山一斉の片付け、10時には28名もの方がお疲れでしょうに、重い腰!!をあげて集まってくれました。うれしいですね、おかげで昨年より一歩進化したきれいさです。
午前中では終わらずに午後3時までかかりましたが、2008年第5回目の竹灯籠まつりを無事に終えることができました。
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2008年10月24日
小机城址市民の森 「竹灯籠まつり」前日状況
昨日午後からの雨が今日も降り続きましたが、予報ではこの雨は今日であがり、明日は晴れで気温も24度まで上がる様です。
本日は小机での前日準備は中止となり痛手ですが、気になる雨も強く降れば竹灯籠に自動的に水が溜まることで、補足の注水が少なくて済み、作業が少しは楽になります。
いよいよ25日は第5回目となる小机城址市民の森「竹灯籠まつり」が開かれます。
今年は横浜国際プール(10月4日開催)と同様に、たくさんのボランティアの方々及び竹の学校管理コース受講生の活躍で、ほんとうに順調な仕上がりでした。
今日は倉庫での作業に切り替えて、小机からの移動組を含め総勢11名が約5,500個のロウソクとその他の資材をボランティア3台の車に積み込み、且つ飲食コーナーで使用する竹食器各種を加工しました。
明日は竹灯籠とオブジェの仕上げ、本部設営、喫茶飲食コーナー設置等々、今日出来なかった分を含めた準備が待っています。
朝から竹灯籠に水を注いで (逆に出すようかな!) ロウソクを浮かべます・・・が、これが大変な作業となります。雨の影響で足元が悪いことが予想されますが、例年のようにお客さんの入場が始まるぎりぎりまで、ロウソクに着火して回るようでしょう。
でも今までにない今回の順調さは、それを軽く乗り越える予感もします。
その水は途中まで急坂を登り、自走式のキャタ付きの台車に乗せたプラスッチックタンクで運びます。そこから4リットルのペットボトルに詰替えて、各自が竹灯籠の置かれた斜面を、注水してまわります。
タンクが空になると再度下に戻り、満タンにしてきます。
朝早くから開場時間の17時までは、みな汗が出るほどの準備作業。
好きで楽しく動いていることと、始まってからお客さんの感嘆の声が出ると、その汗と疲れは一瞬ですっ飛びます。
日本の竹ファンクラブ小机城址市民の森 支部長も沿道の方々へのご挨拶も終わって、いよいよ23時間後に開場となります。5000本の幽玄の世界を皆様に見ていただけます。
こちらもご覧ください ⇒ 小机城址市民の森 「竹灯籠まつり」
本日は小机での前日準備は中止となり痛手ですが、気になる雨も強く降れば竹灯籠に自動的に水が溜まることで、補足の注水が少なくて済み、作業が少しは楽になります。
いよいよ25日は第5回目となる小机城址市民の森「竹灯籠まつり」が開かれます。
今年は横浜国際プール(10月4日開催)と同様に、たくさんのボランティアの方々及び竹の学校管理コース受講生の活躍で、ほんとうに順調な仕上がりでした。
今日は倉庫での作業に切り替えて、小机からの移動組を含め総勢11名が約5,500個のロウソクとその他の資材をボランティア3台の車に積み込み、且つ飲食コーナーで使用する竹食器各種を加工しました。
明日は竹灯籠とオブジェの仕上げ、本部設営、喫茶飲食コーナー設置等々、今日出来なかった分を含めた準備が待っています。
朝から竹灯籠に水を注いで (逆に出すようかな!) ロウソクを浮かべます・・・が、これが大変な作業となります。雨の影響で足元が悪いことが予想されますが、例年のようにお客さんの入場が始まるぎりぎりまで、ロウソクに着火して回るようでしょう。
でも今までにない今回の順調さは、それを軽く乗り越える予感もします。
その水は途中まで急坂を登り、自走式のキャタ付きの台車に乗せたプラスッチックタンクで運びます。そこから4リットルのペットボトルに詰替えて、各自が竹灯籠の置かれた斜面を、注水してまわります。
タンクが空になると再度下に戻り、満タンにしてきます。
朝早くから開場時間の17時までは、みな汗が出るほどの準備作業。
好きで楽しく動いていることと、始まってからお客さんの感嘆の声が出ると、その汗と疲れは一瞬ですっ飛びます。
日本の竹ファンクラブ小机城址市民の森 支部長も沿道の方々へのご挨拶も終わって、いよいよ23時間後に開場となります。5000本の幽玄の世界を皆様に見ていただけます。
こちらもご覧ください ⇒ 小机城址市民の森 「竹灯籠まつり」
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2008年10月23日
「シホウチク」 のタケノコ
近くの旧家でシホウチクのタケノコが出ました。
別名がシカクダケといわれているように、触るとわかりますが稈はコーナーを面取りした四角です。
竹稈下部の方の節には触ると痛い突起(気根)が生え、節間はまるで鉄粉を吹き付けたようにざらざらです。葉は細く長く垂れ下がっています。
ここには径が2〜3cm、高さ5mくらいが40〜50本あります。
さてタケノコは10月中旬から冬にかけて出始めて、越年して春暖かくなってから葉が開くようですが、すでに伸びたものは小さな葉がついてます。
長さ25cmから40cmの細いタケノコは手で折り取り、厚揚げとの煮物で、また生を千切りにしてベーコンをスライスし塩こしょうで炒め、そして湯がいたのをポン酢と各料理法で食べてみました。
シャキシャキ感があり、口当たりが良い美味でした。
このお宅にはほかに、珍しい シシユズに巨大で15cmはある実がたくさん付き、イヌマキの木にも緑の種子に連接して、赤い甘い実がたくさん付いていました。
タケノコの残りの2本はアルミホイルを巻き、蒸し焼きにして味噌ダレにしてみます。
takefan at 14:40|Permalink│TrackBack(0)
2008年10月18日
横浜開港150周年 「竹の海原」プロジェクト
前に横たわる本日の成果
横浜開港150周年記念イベント、つながりの森の会場シンボルとなる「竹の海原」に使用する竹を伐り出す第2回目が、金沢区の金沢自然公園で行われました。
財団法人 横浜開港150周年協会が主催する全10回のうち、4日に行われた第1回を含めて8回を日本の竹ファンクラブが、伐り出しに参加する一般市民に竹伐りの指導をします。
行楽日和となった今日参加の市民は大人子供あわせて約60人です。
伐り出す竹は海・波をイメージする構造材として使用するため、規格が決められていますが、細くてもそれ以外の場内を飾る竹柵等の材料として使います。
直なモウソウ竹、3〜4年生、6年生以上は不可、地上1mの直径が10cm(Max12cm)、材の仕上げL=6.1m、上端は節の上5cmでカットという具合ですが、今日の金沢自然公園の竹林はその規格のものが少ないので、規格を下げました。
竹の伐り出し作業
主催者挨拶のあと大人の班分けと中学生以下の竹工作班に別れました。
各班それぞれ我々指導者が伐る竹の選別、伐り出す手順と安全作業に徹することを説明した後に作業が始まりました。
男性女性も藪の中でも見事に頑張ってイキイキ、伐り出すピッチもすばらしい。
集積場で枝払い
竹の海原の構造材として使う部分にある枝は払い、その他の部分は後日チッパー機
でチップ化する予定ですが、一時置場の広さの関係でこの部分の枝も落としました。
竹のけん玉 うまーい 一発だね
午後は中学生以下が朝から竹ぽっくり、竹けん玉などを作っていたのと一緒になり、全員で竹工作となりました。
竹でプランター、徳利、お猪口、ビールカップ、皿、花瓶、ランプシェード等を工作して金沢自然公園での一日が終わりました。
takefan at 20:54|Permalink│TrackBack(0)
2008年10月14日
初秋の「こどもの国」
日本の竹ファンクラブの中の事業で、竹取協力隊年間スケジュールが一番多いいのは「こどもの国」です。
クラブ初の平日設定のフィールドで、毎月第2第4火曜日に毎回10人から15人のボランティアが、精力的に竹林の整備を手掛けています。
現在整備中の所は、100ヘクタールもある園内のうち、マダケとハチク竹林の一部です。
4月には見違えるようになった竹林で開催された「竹灯篭と夜桜観賞」イベントのお手伝いもできました。
今日はいつもの仲間が10名、そして初参加の企業ボランティアが9名、総勢19名での作業となりました。新規竹林でCエリアの南、総合グランドの奥です。
ということで着手前のミーティング時間も少し長く、班分け、道具の使い方、竹の切り方、笹枝葉の処理、安全作業のポイント等々。
総合グラント前でのミーティング ロケで武士が馬で颯爽と駆け抜ける所
企業ボランティアの方も、始まれば皆さん生き生きと素晴らしい動きです。
天気予報通りでしょうか、昼直前から雨となってしまい、倒した竹だけでしまうことになりました。
引き続き間伐した竹の処理をすべて終わらせ、その後道具の整備を済ませたら1時をたっぷりとまわっていました。
手前からハチク青竹、笹枝葉、ハチク枯竹 こどもの国線 開港150年 中吊り広告
天候のおかげで昼食はいつもの草の上でなく、久しぶりに屋根付きの自転車乗り場のテーブルに腰かけての食事となりました。
企業ボランティアの皆さん、竹を伐る、間伐する、きれいに整備したご感想は!
今日はハチクで径もグット細いので、醍醐味はなかったかな!おつかれさま。
仕上げは数人で4か月振りにうどんカフェへ、秋の新メニュー”ピリ辛みそうどん”です。少し前に昼食を食べたのにこの元気、車の人は食べるだけ、電車利用は少々呑んでから食べた人とさまざま。
本日の全工程が無事完了 自宅着4時35分 完璧でした。
クラブ初の平日設定のフィールドで、毎月第2第4火曜日に毎回10人から15人のボランティアが、精力的に竹林の整備を手掛けています。
現在整備中の所は、100ヘクタールもある園内のうち、マダケとハチク竹林の一部です。
4月には見違えるようになった竹林で開催された「竹灯篭と夜桜観賞」イベントのお手伝いもできました。
今日はいつもの仲間が10名、そして初参加の企業ボランティアが9名、総勢19名での作業となりました。新規竹林でCエリアの南、総合グランドの奥です。
ということで着手前のミーティング時間も少し長く、班分け、道具の使い方、竹の切り方、笹枝葉の処理、安全作業のポイント等々。
総合グラント前でのミーティング ロケで武士が馬で颯爽と駆け抜ける所
企業ボランティアの方も、始まれば皆さん生き生きと素晴らしい動きです。
天気予報通りでしょうか、昼直前から雨となってしまい、倒した竹だけでしまうことになりました。
引き続き間伐した竹の処理をすべて終わらせ、その後道具の整備を済ませたら1時をたっぷりとまわっていました。
手前からハチク青竹、笹枝葉、ハチク枯竹 こどもの国線 開港150年 中吊り広告
天候のおかげで昼食はいつもの草の上でなく、久しぶりに屋根付きの自転車乗り場のテーブルに腰かけての食事となりました。
企業ボランティアの皆さん、竹を伐る、間伐する、きれいに整備したご感想は!
今日はハチクで径もグット細いので、醍醐味はなかったかな!おつかれさま。
仕上げは数人で4か月振りにうどんカフェへ、秋の新メニュー”ピリ辛みそうどん”です。少し前に昼食を食べたのにこの元気、車の人は食べるだけ、電車利用は少々呑んでから食べた人とさまざま。
本日の全工程が無事完了 自宅着4時35分 完璧でした。
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2008年10月12日
小机城址市民の森 竹灯籠まつり
10月4日(土)横浜国際プール竹灯籠まつりが終わり、次なるモードに入ってます。
25日はいよいよ日本の竹ファンクラブ最大のイベント、第5回目となる 小机城址市民の森「竹灯籠まつり」開催です。
みなさんを5,000本もの竹灯籠が彩る幽玄の世界へ・・・・・
現地では間伐・竹灯籠製作・設置が着々と進んでいます。
きょうも製作が1,000本と袋詰め運搬、そのほかにメイン会場の4エリアで竹灯籠設置が約1,200本できました。
作業は13日、18日、19日、まつり前日の24日とつづきますが、気温もぐっと下がってきて心地よい竹林内で、まずは順調な滑り出し。
あとは天気に恵まれることを祈ります。
さわやかな空間で竹灯籠の製作 順調 竹灯籠設置
小机城址市民の森
竹灯籠まつりは こちら もご覧ください
25日はいよいよ日本の竹ファンクラブ最大のイベント、第5回目となる 小机城址市民の森「竹灯籠まつり」開催です。
みなさんを5,000本もの竹灯籠が彩る幽玄の世界へ・・・・・
現地では間伐・竹灯籠製作・設置が着々と進んでいます。
きょうも製作が1,000本と袋詰め運搬、そのほかにメイン会場の4エリアで竹灯籠設置が約1,200本できました。
作業は13日、18日、19日、まつり前日の24日とつづきますが、気温もぐっと下がってきて心地よい竹林内で、まずは順調な滑り出し。
あとは天気に恵まれることを祈ります。
さわやかな空間で竹灯籠の製作 順調 竹灯籠設置
小机城址市民の森
竹灯籠まつりは こちら もご覧ください
takefan at 22:36|Permalink│TrackBack(0)
2008年10月10日
愛川町角田のフィールド
愛川町角田のフィールドでは残念ながら3月と6月、2回続いてイベントが中止となっています。上流約5kmには宮が瀬ダムがあって、状況によっては放流もあります。
今日の中津川はいつもより水量が多く、堰堤のしぶきもより白くなっていました。
対岸にあるダム放流増水注意看板
ここの開催はマダケ間伐のあとに、バーベキューを河川敷で行うため慎重な決定をしています。
竹林現況は中津川左岸端の小さな水路を隔てて見ると、水路際側約2m幅が竹の密生とツタが絡まっていて、その奥が見えない所が多くあり、早期の間伐整備が必要です。
手前の足元斜面が全線にわたり、草が刈られているのでよけい目立ちます。
竹林の中に入ると枯竹などそう目立たず、6月に間伐ができなかったにもかかわらず良い状態です。
一方 水道みちに沿った最下流部の崖地マダケ部は、太い竹だけに2回間伐が中止になった結果でしょうか、倒れた竹と枯竹が目立ちます。
フィールドの250m上流にある角田大橋から下流側
橋の上では絵画グループが絵を描き、おとりアユがあちこちで売られて、川の流れには釣り人がちらほら、釣果はどうなんでしょう。
来月23日には10か月ぶりの開催に晴天を期待し、竹の間伐とBBQを楽しみたいと思っています。汗を流した後に3回分のワイルド料理を味わいましょう。(山根愛川支部長談)
今日の中津川はいつもより水量が多く、堰堤のしぶきもより白くなっていました。
対岸にあるダム放流増水注意看板
ここの開催はマダケ間伐のあとに、バーベキューを河川敷で行うため慎重な決定をしています。
竹林現況は中津川左岸端の小さな水路を隔てて見ると、水路際側約2m幅が竹の密生とツタが絡まっていて、その奥が見えない所が多くあり、早期の間伐整備が必要です。
手前の足元斜面が全線にわたり、草が刈られているのでよけい目立ちます。
竹林の中に入ると枯竹などそう目立たず、6月に間伐ができなかったにもかかわらず良い状態です。
一方 水道みちに沿った最下流部の崖地マダケ部は、太い竹だけに2回間伐が中止になった結果でしょうか、倒れた竹と枯竹が目立ちます。
フィールドの250m上流にある角田大橋から下流側
橋の上では絵画グループが絵を描き、おとりアユがあちこちで売られて、川の流れには釣り人がちらほら、釣果はどうなんでしょう。
来月23日には10か月ぶりの開催に晴天を期待し、竹の間伐とBBQを楽しみたいと思っています。汗を流した後に3回分のワイルド料理を味わいましょう。(山根愛川支部長談)
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2008年10月07日
事務所のラック完成
事務局の机の下に入っていた、出前講座用等の道具箱が移動しました。
10月7日 懸案解決! 入口フロアーに道具棚を設置、竣工の運びとなりました!
ラックは軽量型2台、中量型1台が10日近く前にホームセンターのコーナンから届いてましたが、組立の時間が無い。
話は変わりますが今日は朝から二俣川の自動車運転試験場に行き、紛失した免許証の再交付をしてもらいました。再交付申請書類に3,200円の証紙を貼って手続きをし、その後顛末書を書き約1時間後にはピカピカの優良マーク付きゴールド免許証が手元にありました。
財布の中のパスネットと同じ段の背面に入れていたのが間違いでした。
どうもパスネットを出す際に一緒に出て落ちたようです。(顛末書に書いた理由です)
この1週間は広範囲に行動したので、どこで落としたか全く見当がつきません。
9月27日にはセンター南でレンタカーを借りたので、その時は提示しているのです。
その後はセンター北、センター南、新横浜、大津市、近江八幡市、北陸の敦賀市・・・・・。
再交付までの待ち時間は半年ぶりに献血をしました。
ちなみに現行献血基準は60歳から64歳までに、献血経験のある人は69歳まで献血出来ます。
帰途にラックが入荷していることを思い出し、事務局に向かいそのまま午後からの組み立てになった次第でした。
ラックは相部屋のNPO法人I Love つづき さんも我々の隣に2台設置の予定です。
10月7日 懸案解決! 入口フロアーに道具棚を設置、竣工の運びとなりました!
ラックは軽量型2台、中量型1台が10日近く前にホームセンターのコーナンから届いてましたが、組立の時間が無い。
話は変わりますが今日は朝から二俣川の自動車運転試験場に行き、紛失した免許証の再交付をしてもらいました。再交付申請書類に3,200円の証紙を貼って手続きをし、その後顛末書を書き約1時間後にはピカピカの優良マーク付きゴールド免許証が手元にありました。
財布の中のパスネットと同じ段の背面に入れていたのが間違いでした。
どうもパスネットを出す際に一緒に出て落ちたようです。(顛末書に書いた理由です)
この1週間は広範囲に行動したので、どこで落としたか全く見当がつきません。
9月27日にはセンター南でレンタカーを借りたので、その時は提示しているのです。
その後はセンター北、センター南、新横浜、大津市、近江八幡市、北陸の敦賀市・・・・・。
再交付までの待ち時間は半年ぶりに献血をしました。
ちなみに現行献血基準は60歳から64歳までに、献血経験のある人は69歳まで献血出来ます。
帰途にラックが入荷していることを思い出し、事務局に向かいそのまま午後からの組み立てになった次第でした。
ラックは相部屋のNPO法人I Love つづき さんも我々の隣に2台設置の予定です。
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2008年10月06日
第3回 横浜国際プール 「竹灯籠まつり」
10月4日(土曜日)朝から晴れ、横浜国際プール林浴の庭の「竹灯籠まつり」、でも前々日までは台風15号に気をもみました。
一昨年は台風一過吹き戻しの大風のある中の開催で、入口テニスコート側の竹灯籠が全滅、すべてあっという間に消えました。
この時は幽玄の世界へお客様を導く神の手が、遠く手の届かない所へ行っていました。
それでもメイン会場はさすがに谷戸の最奥、びくともせず、ロウソクが頑張っていたのです。
今年4月は筍の1年置きの表年でした。台風と筍の表年、裏年には関連があるのでしょうか。
第3回「竹灯籠まつり」前日には遠く南の海上にそれて最高の天気、テニスコートは点灯をして安全管理上も導線がくっきりです。
お客様は雑木林から竹林へと最高の静けさと幽玄の世界を味わっていただけます。
今年は今までで一番の準備が整いました。
前日の3日には保安対策の準備も進み、飲食コーナーに使う竹のかっぽ酒大筒、竹皿等の食器類も完成してかってない出来栄えです、これもみんなで楽しみつつ一丸となった結果です。
渡辺館長 点灯式
朝から通路全線の竹灯籠を設置し、前日までに設置した竹灯籠3,000本に水を注ぎ、ロウソクを入れ、232の全階段に保安用ロウソクビンを置きました。
午後4時45分に「瞑想の庭」で渡辺館長の点灯式後に飲食コーナー担当以外の全員が持ち場に向かいロウソク点灯。
会場は5時30分から、周囲は薄暗く、いよいよ幽玄です。受付からトランシーバーで入場開始の連絡が流れました。
テニスコート脇の受付 全232階段の保安照明
決して広くない会場はお客様の渋滞滞留を常に見ながら、入口受付と場内数か所で常に無線連絡、時には入場一時停止をしながらの運営でした。
さすが横浜国際プールというマンモス施設の運営の職員の方々の連携は違っていました。安定したロウソクの炎、一方見学順路では控え目にプール職員とファンクラブが案内誘導配置につき、その数は16名になりました。
お客様にはご不満もあるかと思いますが、昨年の反省が大いに生きています。
第2回の昨年は事故にはなりませんでしたが、暗闇のなか一歩手前の渋滞が起きました。
事故は1回起きたらこれを消し去ることはできません。起きる前に出来ることがあればそれはすべて手を打っておかねばなりません。
お客様から感嘆の声があがりました みなさんご満足 幽玄の世界
時折り途切れたお客様、でも入場口では、安全上最高100人さまにお待ちしていただきました。
午前、午後、夜と横浜国際プール運営管理会社シミズオクト・シンコースポーツの職員10余名と日本の竹ファンクラブボランティア39名の力が見事にひとつになりました。
あっという間に売切れ
午後8時45分に最終のお客様を確認してからがタイヘン、全員集合後に撤収が始まりました。
約3,500のロウソク消し回収、竹灯籠を下におろし、通路安全柵の撤去、雑木・竹林散策路通行止め撤去解除、飲食コーナー片付け、全線の安全確認、打ち上げはそのあと、ヘトヘトな充実感!!ヨカッタ!!うまくいった!!長かった1日。
翌日5日には竹灯籠の集積、一部は10月25日(土曜日)開催の「小机城址市民の森 竹灯籠まつり」へ運搬、昨日の引き上げ物を倉庫で整理片付け等々たっぷりの作業が残っていました。
わずか1日できれいにあとかたも無くなった林浴の庭は、今日も何事もなかったように散策する方が行きかっていました。
一昨年は台風一過吹き戻しの大風のある中の開催で、入口テニスコート側の竹灯籠が全滅、すべてあっという間に消えました。
この時は幽玄の世界へお客様を導く神の手が、遠く手の届かない所へ行っていました。
それでもメイン会場はさすがに谷戸の最奥、びくともせず、ロウソクが頑張っていたのです。
今年4月は筍の1年置きの表年でした。台風と筍の表年、裏年には関連があるのでしょうか。
第3回「竹灯籠まつり」前日には遠く南の海上にそれて最高の天気、テニスコートは点灯をして安全管理上も導線がくっきりです。
お客様は雑木林から竹林へと最高の静けさと幽玄の世界を味わっていただけます。
今年は今までで一番の準備が整いました。
前日の3日には保安対策の準備も進み、飲食コーナーに使う竹のかっぽ酒大筒、竹皿等の食器類も完成してかってない出来栄えです、これもみんなで楽しみつつ一丸となった結果です。
渡辺館長 点灯式
朝から通路全線の竹灯籠を設置し、前日までに設置した竹灯籠3,000本に水を注ぎ、ロウソクを入れ、232の全階段に保安用ロウソクビンを置きました。
午後4時45分に「瞑想の庭」で渡辺館長の点灯式後に飲食コーナー担当以外の全員が持ち場に向かいロウソク点灯。
会場は5時30分から、周囲は薄暗く、いよいよ幽玄です。受付からトランシーバーで入場開始の連絡が流れました。
テニスコート脇の受付 全232階段の保安照明
決して広くない会場はお客様の渋滞滞留を常に見ながら、入口受付と場内数か所で常に無線連絡、時には入場一時停止をしながらの運営でした。
さすが横浜国際プールというマンモス施設の運営の職員の方々の連携は違っていました。安定したロウソクの炎、一方見学順路では控え目にプール職員とファンクラブが案内誘導配置につき、その数は16名になりました。
お客様にはご不満もあるかと思いますが、昨年の反省が大いに生きています。
第2回の昨年は事故にはなりませんでしたが、暗闇のなか一歩手前の渋滞が起きました。
事故は1回起きたらこれを消し去ることはできません。起きる前に出来ることがあればそれはすべて手を打っておかねばなりません。
お客様から感嘆の声があがりました みなさんご満足 幽玄の世界
時折り途切れたお客様、でも入場口では、安全上最高100人さまにお待ちしていただきました。
午前、午後、夜と横浜国際プール運営管理会社シミズオクト・シンコースポーツの職員10余名と日本の竹ファンクラブボランティア39名の力が見事にひとつになりました。
あっという間に売切れ
午後8時45分に最終のお客様を確認してからがタイヘン、全員集合後に撤収が始まりました。
約3,500のロウソク消し回収、竹灯籠を下におろし、通路安全柵の撤去、雑木・竹林散策路通行止め撤去解除、飲食コーナー片付け、全線の安全確認、打ち上げはそのあと、ヘトヘトな充実感!!ヨカッタ!!うまくいった!!長かった1日。
翌日5日には竹灯籠の集積、一部は10月25日(土曜日)開催の「小机城址市民の森 竹灯籠まつり」へ運搬、昨日の引き上げ物を倉庫で整理片付け等々たっぷりの作業が残っていました。
わずか1日できれいにあとかたも無くなった林浴の庭は、今日も何事もなかったように散策する方が行きかっていました。
takefan at 22:54|Permalink│TrackBack(0)
2008年10月05日
マダケを伐る 『 伐竹 技術研修会 』滋賀県愛知川河畔
全国で荒廃した竹林の再生が叫ばれるなか、その道はいま着実に開けています。
日本の竹ファンクラブは市民の力で竹林再生事業を推進し、竹林の保全・活用や竹文化の普及を図る活動を推進してますが、第一歩は竹林の適正な間伐による密度管理です。
多くの課題を抱えている竹文化・産業ですが、なかでも伐竹技術は切り子といわれる人々の減少と高齢化にともなって、機械の併用による作業に移行しつつあります。
木材の伐木技術に比して遅れをとっている伐竹技術が少しずつ変化をしている状況を、感じ取る機会を得られたのでここに報告します。
伐竹技術研修会は主催 株式会社 林業新聞社、後援 全日本竹産業連合会・滋賀県竹材協会、協賛 林野庁特用林産対策室で10月1日開催されました。
会場は滋賀県彦根市本庄町の一級河川愛知川(エチガワ)にかかる葉枝見橋の河畔。
琵琶湖の東岸にそそぐ河口から上流約5km右岸、堤外地の両岸に延々と竹林が幅約100mで続いています。その規模はこの地点を中心に下流側に2.5km、上流側に2kmあります。
おごと温泉駅前から 琵琶湖と竹林 一級河川愛知川栗見橋右岸の竹林
会場と葉枝見橋 右岸につづくマダケ林
参加者はJR湖西線おごと温泉駅に集合、マイクロバスで琵琶湖大橋を渡り東岸を北上して、近江八幡市経由で彦根市との市境の栗見橋を渡り右岸上流へ。
両岸は上流も下流も平坦地にマダケが延々と、堤防にはヒガンバナがたくさん咲いていました。
葉枝見橋を過ぎ上流際の河川敷会場に約1時間で到着しました。
我々19名は、平成17年度にできた愛知川右岸河畔林の保全・管理をめざした愛知川右岸河畔林協議会、いま現在は平成19年度から住民と行政の協働による2か所のモデル地区で河畔林管理をする愛知川右岸河畔林の会(会員76名)の方々10名ほどと一緒になりました。(モデル地区1:立附町地先、モデル地区2:本庄町地先 葉枝見橋上流にて活動)
主催者の林業新聞社 成田利典社長、つづいて林野庁特用林産対策室 小島 智課長補佐、全日本竹産業連合会 杉田 守会長がそれぞれ挨拶。
成田林業新聞社社長開会挨拶 杉田全日本竹産業連合会長
整備されたマダケ林(モデル地区2) 隣接したモデル地区外の状況
その後すぐわきの整備された、河川敷のモデル地区マダケ林を見学、作業道は幅が4m程度ありこれは作業の効率もよさそうです。整備された密度状況は、いつも見慣れた中井町半分形のマダケ林と同程度、ジャングル化した枯竹の除去処理は幅の広い作業道にすべて敷かれて、積み上げ状態はありません。
そしてミニ講座が元滋賀県立大学教授 小林圭介農学博士からありました。
先生は滋賀自然環境会誌に発表した愛知川河畔林と整備計画について、これは自然環境と共存できる河川整備計画であるべき観点から5ヘクタールの現地植生調査をし、愛知川河川整備事業に対する提言した内容でした。
午後は今回の研修目的、各種機械による伐竹作業研修となりました。
まず愛知川右岸河畔林の会会員による、人力による伐竹が行われました。
マダケの根元地上から30cm程度の所を、細物は一発斜め切り、太物は周囲を回りながら数回で切り、ノコギリは使いません。
笹の葉枝落としは素早い連続わざ、枝付け根の下側にナタ入れし、そのまま上側に持って行き、刃の付いていない側(ナタの背)の柄の付け根付近で、手前に裂いて払い落とす見事さ。竹文化と需要の高い京都は比叡山のすぐ向こう側、竹の曲がり具合を見て、切り倒し、枝払いと一連の動作は、竹を決して傷つけない切り子スタイルに一同感心しきりです。
ナタで伐竹の断面(回り切り) 枝払い用のナタ
付け根の下から上にナタ入れ 上側からナタの背で手前に裂く
機械は愛知川右岸河畔林の会の小型チェンソーと刈り払い機。
それにチップソーのフジ鋼業から(兵庫県加古川市野口町、TEL0794-22-2037)、刈払機用アタッチメント竹用ブレードソー「かぐや512」が2種類と竹専用チップソー「竹刈り名人100P」。
まず河畔林の会所有のチェンソーは小型で威力を発揮するが振動の大きさによる、はくろう病の防止対策(防振手袋等)が必要。
刈払機は草刈用チップソーで竹はキックバックも大きく用途外使用で不可。
かぐや512は直径150mm程度の太い竹を立った姿勢で切れるようにシャフトとノコ替刃の取付に角度が付いていて、手持ちの刈払機に取付け可能に開発。先端の替刃は左右どちらからでも切れ、水平切りでなく約30度傾斜した角度で上から下に向けて行くと刃が挟まれることが少ない事が判明。
かぐや512(ブレードソー) かぐや直線形機
かぐや直線形機
もう1種類は同じかぐやで刈払機シャフトと平行直線的に付いた替刃式機。これは空中に斜めに倒れたままの竹または地上で水平に置かれた竹を切る場合に使える。(ちなみに512は藤井芳行工場長の誕生日だそうです!)
3番目は竹専用チップソー、従来品より刃数を多く設け(100p)竹に対する適合性が向上。キックバックが減少し刈払機のエンジン負荷と作業者の疲労も減少させる。サイズは外径230mmと255mmの2種類。これは緩斜面なら作業の安全性からも使えそうであった。
竹刈り名人チップソー(100P) 竹刈り名人使用の切断
今回の機械取扱いはすべて、平坦地で作業条件に恵まれた場所である。傾斜地が多い地域の竹林では自身並びに他の作業者に対しての安全配慮が求められるが、刈払機のようにリーチの長い機械の選定には、より慎重さが求められることが各種機械の性能を見て感じ取られました。
伐竹が機械による省力化を図り、低コストと軽労働化への向けての必要性を認識しての意見交換も済みました。
予定より早く進んだ研修会は、愛知川右岸河畔林の会の皆さんに感謝しつつ、再びマイクロバスで会場をあとにして、JRおごと温泉駅で解散となりました。
(NGS)
日本の竹ファンクラブは市民の力で竹林再生事業を推進し、竹林の保全・活用や竹文化の普及を図る活動を推進してますが、第一歩は竹林の適正な間伐による密度管理です。
多くの課題を抱えている竹文化・産業ですが、なかでも伐竹技術は切り子といわれる人々の減少と高齢化にともなって、機械の併用による作業に移行しつつあります。
木材の伐木技術に比して遅れをとっている伐竹技術が少しずつ変化をしている状況を、感じ取る機会を得られたのでここに報告します。
伐竹技術研修会は主催 株式会社 林業新聞社、後援 全日本竹産業連合会・滋賀県竹材協会、協賛 林野庁特用林産対策室で10月1日開催されました。
会場は滋賀県彦根市本庄町の一級河川愛知川(エチガワ)にかかる葉枝見橋の河畔。
琵琶湖の東岸にそそぐ河口から上流約5km右岸、堤外地の両岸に延々と竹林が幅約100mで続いています。その規模はこの地点を中心に下流側に2.5km、上流側に2kmあります。
おごと温泉駅前から 琵琶湖と竹林 一級河川愛知川栗見橋右岸の竹林
会場と葉枝見橋 右岸につづくマダケ林
参加者はJR湖西線おごと温泉駅に集合、マイクロバスで琵琶湖大橋を渡り東岸を北上して、近江八幡市経由で彦根市との市境の栗見橋を渡り右岸上流へ。
両岸は上流も下流も平坦地にマダケが延々と、堤防にはヒガンバナがたくさん咲いていました。
葉枝見橋を過ぎ上流際の河川敷会場に約1時間で到着しました。
我々19名は、平成17年度にできた愛知川右岸河畔林の保全・管理をめざした愛知川右岸河畔林協議会、いま現在は平成19年度から住民と行政の協働による2か所のモデル地区で河畔林管理をする愛知川右岸河畔林の会(会員76名)の方々10名ほどと一緒になりました。(モデル地区1:立附町地先、モデル地区2:本庄町地先 葉枝見橋上流にて活動)
主催者の林業新聞社 成田利典社長、つづいて林野庁特用林産対策室 小島 智課長補佐、全日本竹産業連合会 杉田 守会長がそれぞれ挨拶。
成田林業新聞社社長開会挨拶 杉田全日本竹産業連合会長
整備されたマダケ林(モデル地区2) 隣接したモデル地区外の状況
その後すぐわきの整備された、河川敷のモデル地区マダケ林を見学、作業道は幅が4m程度ありこれは作業の効率もよさそうです。整備された密度状況は、いつも見慣れた中井町半分形のマダケ林と同程度、ジャングル化した枯竹の除去処理は幅の広い作業道にすべて敷かれて、積み上げ状態はありません。
そしてミニ講座が元滋賀県立大学教授 小林圭介農学博士からありました。
先生は滋賀自然環境会誌に発表した愛知川河畔林と整備計画について、これは自然環境と共存できる河川整備計画であるべき観点から5ヘクタールの現地植生調査をし、愛知川河川整備事業に対する提言した内容でした。
午後は今回の研修目的、各種機械による伐竹作業研修となりました。
まず愛知川右岸河畔林の会会員による、人力による伐竹が行われました。
マダケの根元地上から30cm程度の所を、細物は一発斜め切り、太物は周囲を回りながら数回で切り、ノコギリは使いません。
笹の葉枝落としは素早い連続わざ、枝付け根の下側にナタ入れし、そのまま上側に持って行き、刃の付いていない側(ナタの背)の柄の付け根付近で、手前に裂いて払い落とす見事さ。竹文化と需要の高い京都は比叡山のすぐ向こう側、竹の曲がり具合を見て、切り倒し、枝払いと一連の動作は、竹を決して傷つけない切り子スタイルに一同感心しきりです。
ナタで伐竹の断面(回り切り) 枝払い用のナタ
付け根の下から上にナタ入れ 上側からナタの背で手前に裂く
機械は愛知川右岸河畔林の会の小型チェンソーと刈り払い機。
それにチップソーのフジ鋼業から(兵庫県加古川市野口町、TEL0794-22-2037)、刈払機用アタッチメント竹用ブレードソー「かぐや512」が2種類と竹専用チップソー「竹刈り名人100P」。
まず河畔林の会所有のチェンソーは小型で威力を発揮するが振動の大きさによる、はくろう病の防止対策(防振手袋等)が必要。
刈払機は草刈用チップソーで竹はキックバックも大きく用途外使用で不可。
かぐや512は直径150mm程度の太い竹を立った姿勢で切れるようにシャフトとノコ替刃の取付に角度が付いていて、手持ちの刈払機に取付け可能に開発。先端の替刃は左右どちらからでも切れ、水平切りでなく約30度傾斜した角度で上から下に向けて行くと刃が挟まれることが少ない事が判明。
かぐや512(ブレードソー) かぐや直線形機
かぐや直線形機
もう1種類は同じかぐやで刈払機シャフトと平行直線的に付いた替刃式機。これは空中に斜めに倒れたままの竹または地上で水平に置かれた竹を切る場合に使える。(ちなみに512は藤井芳行工場長の誕生日だそうです!)
3番目は竹専用チップソー、従来品より刃数を多く設け(100p)竹に対する適合性が向上。キックバックが減少し刈払機のエンジン負荷と作業者の疲労も減少させる。サイズは外径230mmと255mmの2種類。これは緩斜面なら作業の安全性からも使えそうであった。
竹刈り名人チップソー(100P) 竹刈り名人使用の切断
今回の機械取扱いはすべて、平坦地で作業条件に恵まれた場所である。傾斜地が多い地域の竹林では自身並びに他の作業者に対しての安全配慮が求められるが、刈払機のようにリーチの長い機械の選定には、より慎重さが求められることが各種機械の性能を見て感じ取られました。
伐竹が機械による省力化を図り、低コストと軽労働化への向けての必要性を認識しての意見交換も済みました。
予定より早く進んだ研修会は、愛知川右岸河畔林の会の皆さんに感謝しつつ、再びマイクロバスで会場をあとにして、JRおごと温泉駅で解散となりました。
(NGS)
takefan at 22:05|Permalink