2009年12月

2009年12月29日

ミニ門松作り

091223小机ミニ門松作り今年もいよいよ門松を作る時期になりました。
小机城址市民の森とは横浜線を挟み反対側の横浜市城郷小机地区センターで、「ミニ門松作り」が開かれました。
今年は昨年の倍以上の応募があって大会議室もあふれんばかり。
太い竹筒、コモ、棕櫚縄、直径が20mm〜25mmのマダケ、モミ殻、松葉、飾りのセンリョウが用意され始まりました。竹筒にコモをまわし棕櫚縄で固定し、竹を斜め切りし3本束ねて竹筒の中心に立て、水分を含ませたモミ殻で埋めて固定します。
仕上げは周囲に松葉をたっぷり差しこんでセンリョウを飾れば完成。
1テーブルに1名のクラブ指導員が付いて始まり、マダケを切るときは、受講生同士が竹を抑え込んで協力し合い、和やかなうちにみなさん上々の出来栄えでした。
日本の竹ファンクラブ平成20年の竹取協力隊、竹の学校、各種イベント等の公式スケジュールはこの「ミニ門松作り」で締めくくりとなりました。
みなさんこの1年お世話になりました、来年も楽しみましょう。 (NGS)

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2009年12月26日

伊豆の竹林

091220イノシシ除けネット韮山金谷地区の竹林整備は真っ白に雪を頂いた富士山と箱根の外輪山を見ながら竹林入りし、初日は入口際のモウソウと奥の中段平面部でマダケの間伐作業です。また場所を移した西側のハチクも新規に整備着手をし、枯竹の処理を進めました。当日は早めに終わって金谷研修センターで、地元の方との餅つきとBBQで絶品の柔らかいシシ肉などをいただきながら皆さんと懇親がはかれました。
2日目は入口の更なる整備並びに奥の中段平面部に、伊豆の国市役所の指導のもと、共にイノシシ除けネットを115m張り、前日から整備に着手した西側のハチク部にも試行で30mにわたって張りました。
イノシシ出没の被害には驚きでした。足を踏ん張り嗅覚鋭い鼻で竹林、果樹園、畑地の土を掘起こし、その被害状況を目の当たりにしました。全面耕運機で掘起したような見事さ、竹の地下茎から出ている地下の筍を食べ、昆虫などを探したあとを何カ所も確認しました。
山から地下水が射す水場も数か所あり、身体を洗う「ぬた場」となっています。イノシシとの知恵比べになりそうですが、「出て来るなっ!!」といってもどうなりますか。捕獲の鉄製オリとワイヤーのワナが各所に設置されている地、地震も大変ですがイノシシにはホトホト手を焼いているようです。 (NGS)


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2009年12月22日

「日本の竹ファンクラブ」10年目の師走

1999年発足の日本の竹ファンクラブ10年が過ぎ、本年最後のスタッフ打合せが事務局に近い、横浜市都筑区・中川地区センターで17人が集合。Y150開国博関連、竹灯籠まつり、目白押しのイベント出展等の忙しさで2カ月打合せが出来ず、久しぶりに一同が会し1月印刷発行の会報記事、各種発行チラシ、各種講座の材料・会場手配、3月までの行事予定などの確認等をおこないました。
11月に開催された伊豆の国市「韮山竹灯籠まつり」は来年以降も継続開催、日産スタジアムで横浜Fマリノス主催ゲームでの出展などが新しく加わることも報告されました。
終わって会場を移しての忘年会はみなぎるパワーで全開、威勢の良い声が飛び交う熱気は明日への原動力となり、2時間飲み放題宴会は15分オーバーで無事終わり、翌日の竹取協力隊定例活動日を控え、二次会でサヨナラしてきました! (NGS)

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2009年12月14日

寒風の竹林

早いもので今年も残すとこわずかですね。
竹取協力隊の作業も伊豆の国市が2日、こどもの国が1日となりました。今にも降り出しそうな横浜国際プールは風があって寒いさむいサムイ!
091213冬の施肥それでも動き出せば心地よい汗をながし、休憩すればまたサムイ。
来春のタケノコを期待して「冬の施肥」を竹林に施し、その後は来年から竹垣を作る中央モウソウチクエリアの間伐をして、その材料を調達しました。
頼もしい方をむかえました。
一般参加で現在大学院にて荒廃した竹林拡大への解決策として「竹林の社会影響」、「竹材の地域での活用」などを研究している方が一日体験として来て、クラブの竹林管理手法の一端を勉強してもらいました。作業後の感想は、それにしても竹取協力隊の体力と、竹林整備手法はスゴイ!学生さんからお墨付きを頂きました。おむすびがおいしかったでしょう、また来て下さい。(NGS)


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2009年12月08日

竹灯の道

小机城址市民の森「竹灯籠まつり」の写真が朝日新聞に出ていました。
横浜そごうで開かれる「神奈川の風景フォトコンテスト」の最優秀賞は小川 賢さんの「竹灯の道」となっていて、どう見ても小机城址の写真です。来場された方の作品が受賞というのはうれしいかぎりです。
竹灯籠まつりの通路の黒さと、両側と奥の方の竹灯籠がぼんやりした光を出し、見る人を引き込む力に満ちているとの事です。
既に終わってから40日ほどたっていますが、その幻想的な美しい灯が頭の中に戻ってきました。
入賞作は25日〜28日まで横浜そごう9階で展示と記されてました。 (NGS)

     ⇒ 2004.11.3 日本の竹ファンクラブ「第1回 竹灯籠まつり」の記録へ

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2009年12月04日

東山田小学校 「総合学習講座」

横浜国際プール隣接の東山田小学校3年生を迎えました。
竹灯籠まつりが終わり竹取協力隊定例外作業の「竹灯籠割り」の時に通りかかった、先生と生徒から問いかけられて、作業内容を話したのが縁で話が進み、地区のシンボル施設を取り巻く自然の勉強をする日になりました。竹チップを敷いた林浴の庭の園路を雑木・モウソウチク・マダケの順に一周、林床に差し込む陽射しの大切さと一部が地表に出た地下茎も確認して、昨日の雨のあとの瞑想の庭芝生にシートを全員で敷きました。
091204東山田小クラブの生い立ちと事業内容、横浜国際プールの竹の種類と竹の一年間、今年で4回の開催となった竹灯籠まつりが地域の皆さんに定着したイベントになったこと、教室開催の凧作り、竹とんぼ作り、たけのこ掘り大会などの説明をしました。質疑応答になり、これが事前に相当の勉強をしていて、「オヨッ」と考えてしまう質問も出てうれしい限り、インターネット情報量のすごさを改めて実感です。
園路での見学時も、瞑想の庭でもみんな熱心にノートをとり、しかも我々のイベントに参加したことのある生徒がたくさんいるとなれば大サービス。チッパー機の大きなエンジン音を聞いてもらい、お土産に渡した竹笛を吹いてもらい、タケぽっくり歩きを体験してもらって最後に全員からお礼の言葉をもらい、さらにブンブンコマは学校に戻って、みんなで糸を通してねと先生に全部渡して授業を終了。
横浜国際プールのHさんもニコニコ、クラブの私とMさんは何十歳も若返ったひと時でした。 (NGS)


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