2011年02月

2011年02月22日

雪のあとの竹林で!

2月中旬に降った雪は竹に重くのしかかりました。モウソウチクは問題なかったが、細いマダケは水分が多い雪のために稈が大曲がりで元に戻らず、多くが無残にも下端で折れたのでした。園路を塞いでしまったものは取りあえず途中で切っておいたが、竹取協力隊定例活動日に改めて整備されました。適正な密度管理をした竹林がこれらを除去したために寒々となりました。猛暑酷暑のあとは寒い冬とは言いますが、サラサラ粉雪が翌日も翌々日も笹葉と枝、林床にも残るそんな光景が見たいですね。市街部の竹林で、写真に撮りたいと思ってもそのチャンスがありません。110220筍保護竹札
この時期ふくよかな土の下では筍の芽子が膨らんでいます、今日はたけのこの親竹保護竹札作りが進み、親竹として選ばれた竹の子に立てられるまで出番を待つことになりました。
また昨秋から3月末までの期間、広々と使える倉庫での竹の学校竹垣コースも最終日がおわりました。 (NGS)

(安永講師指導の竹の学校竹垣コース、平成23年度は会場を小机城址市民の森に移して平成24年1月・2月に2回コースの開催を予定します)






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2011年02月17日

竹の学校 「竹垣コース」

日本の竹林の面積は森林の中のたった0.6%、そして小規模面積のあつまり。でもそれが比較的人家の近くにあるがゆえに多くの人の目に映って厄介者あつかい。地下茎が伸びてはいり込み竹になる、枯葉が屋根に飛んで雨どいを詰まらせるなどなどの苦情も多々。人々の暮らしの変化と共に、所有者世代も変わって手入れの行き届かぬ放置竹林、タケヤブ!です。
日本の竹ファンクラブ、竹の学校の各種講座は、歴史があって年間9回ある「竹林管理コース」がもっとも受講生が多くて、人気益々沸騰中の講座です。竹林整備の大切さ、一年を通した管理手法が体系的に学べるので、竹についての入門者、竹林所有者、故郷の実家が竹林荒廃でお悩みの方、竹情報を共有したい方、竹の研究者、田舎暮らしに備えて等々が受講、なんと関西方面から新幹線通学の方もいます。
毎年5月開講、クラブで長く楽しんで行くためにもお勧めの一品。
110116竹垣コースベースとなるこのコース修了生が参加できる限定コースもいくつかあるが、ひとつに「竹垣コース」があります。今年も材料となるマダケの伐り出しから始めて素材加工をし、四ツ目垣、光悦寺垣に挑戦中。
間伐材の有効活用、竹灯籠まつりに次ぐ竹林での竹垣作りは、各竹林フィールドで長く続いています。 (NGS)







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2011年02月16日

森づくりの仲間 「お試しで 竹林へどうぞ」

横浜市環境創造局みどりアップ推進課が、毎年行う森づくり講習会の最終日。森づくり関係のいろいろな団体が、修了生とのお見合い交流会です。休日の役所は暖房OFFで外はみぞれ、各団体が出展のパネルとかチラシを取り付けたり並べたり。
そんな中一人で来て、やおら新品のパネルをケースからとり出して、写真を貼る余裕の団体も。でもうまくセットが出来ず、思わず手を出して手伝わせてもらいました。やがて応援スタッフが到着して無事開幕。会場はいつの間にか熱気ムンムンでした。
修了生の入会に向けた、自分の所の案内、特徴、良さ、楽しさ、苦しさをアピール。
みなさんがきちんと目的を持っていて、何かしら社会のお役に立つこと、健康維持のため、趣味のひとつにしたい方々。
我がクラブは二人で応対し、4人の熱心な方が制限時間いっぱいまで、離れず! そんな方に、是非お試し参加で何時でも何回でも、どこのフィールドへも来てくださぁ〜いと!
暖かい飲み物とお茶菓子が用意され、粋な計らいとちらつく小雪、和やかムードで演出満点。
役所街の横浜市関内は閑散、しかし温まりに立ち寄った横浜駅西口はこんな天気でも雑踏の街。 (NGS)






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