2011年08月
2011年08月04日
下野の国 「竹の宵まつり」を訪ねて
8年前から続く平家落人伝説の地、湯西川温泉「竹の宵まつり」は7月2日から31日まで、温泉の商店街を会場にして1,000個以上の竹灯籠が毎夜灯り、週末ごと中央会場に設けられた竹でつくった特設鳥居「星の宮神社」前で 語りべ、新名物の着付け舞、平家琵琶、ケーナ、民謡、大根ずり大会、和太鼓などが行われました。沿道の皆さんが各戸前に責任を持つ体制で飾りと点灯をします。間伐木材を玉切りした台座に垂木を打付けて、竹灯籠の下部を切欠きハメ込んでビス固定します。寒い地での竹は直径も比較的細いが、その見栄えを補うように高く長く見せるのが標準タイプです。
小さなアルミケース入りの芯の細いロウソク。
でも竹灯籠の天端には小電球を入れてひと工夫、円錐状に巻いた耐雨性のあるワーロン紙を挿し込み、スイッチONで強化障子紙を通したやわらかな綺麗な光となりました。湯西川温泉 五大祭りのひとつはこうして、多くのお客様の心を癒して最終日を迎えたのです。
福島県境に近い深い山あい、標高750mの秘湯がこれからも益々繁栄するよう祈りつつ翌日帰途につきました。
湯西川のみなさん長丁場をおつかれさまでした。 (NGS)
takefan at 18:09|Permalink│TrackBack(0)